Web系の業界は、プログラマーから人気が高い。安定して需要が高い水準にあり、やるべき仕事も初級者レベルから上級者レベルまで、職場の選び方次第で多岐に渡っているからである。Web系企業で働くためのプログラマーの必要スキルとしてPHPは代表的で、ほとんどの職場では必須となっているはずだ。そのため、他の業界からWeb系を目指すプログラマーはまずPHPを習得していることが多い。しかし、これはあくまで現状での話であり、今後はPHPだけでは不十分となりつつあるので気をつける必要があるだろう。
求人の例としてPHPを必要スキルとし、JavaやRubyなどのWebで良く用いられる言語を要望条件としているものが多く見かけられるようになってきた。これは、汎用性の高い言語を習得しているプログラマーを獲得することで、より多機能で処理も速いプログラムを必要とするケースが増えてきているからだ。基本的にソフトウェアやアプリケーションは高度化が進んでいる状況があり、Webに対する要求も高まってきている。その需要に応えられるだけのスキルがあるプログラマーが必要とされているといっても過言ではない。
PHP以外に求められているスキルには、JavaやRuby以外にもPythonやjavascriptなどの様々な例があるが、スキルの幅広さによって選べる職場の選択肢が決まる傾向が強いのが現状だ。将来的にWeb系の中でもどんな仕事をしたいかを考えてスキルを選ぶことが肝心である。